蜂飼耳さんの「こころの玉手箱」より

詩人の蜂飼耳さんが3/19日経新聞の夕刊「こころの玉手箱」で、大岡信さんの『うたげと孤心』(岩波文庫)を取り上げて、次のように書いています。

詩歌が生まれるためには、孤独に閉じこもるだけでもダメ、大勢に集まる「うたげ」だけでもダメ。その両方が必要なのだと、大岡信は述べている。

この文庫のタイトルのように、詩歌にはこの二つが不可欠で、どちらを欠いても良い詩歌にはなりません。さらに、蜂悔さんは詩人・大岡信さんの仕事が再び注目されているとも言います。

うたげと孤心 (岩波文庫)

うたげと孤心 (岩波文庫)

  • 作者:大岡 信
  • 発売日: 2017/09/16
  • メディア: 文庫