2020-03-20 蜂飼耳さんの「こころの玉手箱」より 詩人の蜂飼耳さんが3/19日経新聞の夕刊「こころの玉手箱」で、大岡信さんの『うたげと孤心』(岩波文庫)を取り上げて、次のように書いています。 詩歌が生まれるためには、孤独に閉じこもるだけでもダメ、大勢に集まる「うたげ」だけでもダメ。その両方が必要なのだと、大岡信は述べている。 この文庫のタイトルのように、詩歌にはこの二つが不可欠で、どちらを欠いても良い詩歌にはなりません。さらに、蜂悔さんは詩人・大岡信さんの仕事が再び注目されているとも言います。 うたげと孤心 (岩波文庫) 作者:大岡 信 発売日: 2017/09/16 メディア: 文庫