「本の雑誌」4月号 特集 さようなら、坪内祐三

2020年4月 旋毛曲り旅立ち号がいよいよ発売になります。今日4月号の特集の内容を読みました。HPのみ掲載なので、今日の記事の一部を転載しました。発売は3月10日(地域により2~3日ずれ込む場合もありとのこと)。期待して発売日を待ちたいと思います。

 訃報から一か月半。事務所をの扉を開けて、「いる?」と言って本の雑誌社に入ってくることはなくなっても、社員一同の心のなかに坪内祐三は変わらずい続けている。本の雑誌のスタッフライターを公言し、経営危機の際には社員ひとりひとりに図書カードを振舞って元気づけてくれた恩人・坪内祐三。本誌は急逝した坪内祐三に感謝の意を込めて、追悼特集を組むことにした。題して「さようなら、坪内祐三」。重松清と平山周吉、ふたりの弔辞から佐久間文子の送ることば、坪内番編集者座談会に酒中日記外伝座談会、倶楽部カメグロ対談に坪内祐三の十冊、坪内祐三年譜に読者の追悼の弁、そして内堀弘一志治夫など総勢三十七人の追悼のことばにツボちゃんに教わった店、さらに自宅と仕事場の本棚を8ページで公開するカラー口絵「本棚が見たい!特別編」まで、なんと88ページの大特集だ。91年1月号の初登場から30年、本の雑誌とともにあった(と思いたい)坪内祐三がここにいる! ありがとう、ツボちゃん。

本の雑誌442号2020年4月号

本の雑誌442号2020年4月号

  • 発売日: 2020/03/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)