若松英輔さんのよい文章

 若松英輔さんの12月5日のツイートを読んでいて、よい文章とは何かについて考えました。
 若松さんの言うように「よい文章とは、読みやすい文章でも簡潔な文章でもない。その人しか書けない姿をしたものだ」。実に単純明快です。
 そのためには、「人は誰も、その人自身に出会わなければならない」。こうした文書によって、人はその文書の意味を再読し、また再考するのです。
 わたしもブログを書いて、何年も経ちますが、いまだ力及ばず、よい文章が書けません。しかし、よい文章を書きたいという気持ちは忘れません。
※ 若松さんの『悲しみの秘義』が12月文春文庫として出版されました。追記しておきます。もちろん購入予定です。

悲しみの秘義 (文春文庫)

悲しみの秘義 (文春文庫)