山田風太郎『死言状』(ちくま文庫)

フィリップ・アリエス
「昔の死は、人が死にゆく人物を演技する喜劇的な悲劇であった。今日の死は、人が自分の死ぬのを知らない人物を演技する悲劇的な喜劇である」p363 
同書「人間の死に方」p362〜366 を一読下さい。

西行
「ねがはくは花のしたにて春死なんそのきさらぎの望月の頃」p372