老いとどうつき合うか

近頃技術の進歩には驚くばかりです。その進歩についていくだけでも、相応のエネルギーがいります。一応理解できても、次から次へと新しい技術が生まれます。

技術は生活の道具ですから、それによって生活が便利で快適になれば、それに越したことはありません。そのためには知って、覚えて、使えることが必要です。

しかし、年齢とともに記憶が低下し、知ることも使うこともままならなくなります。こればかりは自然の衰えですので致し方ありません。

これからの高齢化社会のなかで、すべての人が直面するのが老いです。この老いとどうつき合うかが最大の難問です。