2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

山下武さんの本

ブログめぐりをしていると、自らの記事に関連した記事を見つけることがあります。偶然といえ、偶然。必然といえば必然。当人が意識しているかどうか。意識の程度によって発見の度合いが違ってきます。ブログで読了した山下武さんの『書物熱愛』を取り上げま…

今週の本棚・この人この3冊

毎日jpトップ > エンターテインメント > 毎日の本棚 > 記事。今週の「今週の本棚・この人この3冊」は笙野頼子さんが選ぶ森茉莉さんの3冊です。 NO. 書名 文庫 1 贅沢貧乏 講談社文芸文庫 2 恋人たちの森 新潮文庫 3 記憶の絵 ちくま文庫

今週の東京古本市の予定

今週の東京古本市の予定は次の通りです。今日、リブロ池袋本店古本まつりに行く予定でしたが、私用があり行けませんでした。予定を調整し、見てみたいと思っています。ブログでの古本市のコメントが少ないような気がします。今週は西部古書会館で開催の「ブ…

福田和也『東京の流儀 贅沢な街歩き』

福田さんの『東京の流儀 贅沢な街歩き』(光文社) という東京街歩きの本を読みました。内容は次の3つに分かれています。1 散歩酒、大好き ― 呑み、歩き、食べて呑む2 東京のいま・むかし ― 町っ子っていうのはさ3 ぴんの店・ぴんの人 ― さて本日の寄り道先福…

東西老舗大古書市へ

昨日から京王百貨店 新宿店7Fで開催の「第61回東西老舗大古書市」に行ってきました。昨年と比べて、今回古書店の参加が少なく感じました。本がぎっしり並んでいるのではなく、ゆっくりと並んでいる。人出も夕方のせいか、まだそれほどではありませんでした。…

2011年上半期の休刊雑誌

日刊サイゾーの記事を読んでいると、「2011年上半期【休刊雑誌】クロニクル」と題して、今年上半期の休刊雑誌を取り上げていました。ご承知のように、あの「ぴあ」が7/21に最終号を出し、情報誌としての役割を終えました。7月21日に発売された「ぴあ」最終号…

NHK BSシネマ に大いに期待!

最近映画をよく観るようになりました。それも、NHK BSプレミアムのBSシネマのせいでしょうか。学生の時は名画座に通い、オールナイトを観て、映画を楽しんだものです。が、いまTVで映画を簡単に観ることができます。今週も、イングリッド・バーグマンの映画…

古本屋めぐり、夏枯れ?

今日は水曜日ですので、神保町から中央線沿線へ。さて、どこまで行けるか。とはいえ、この暑さ。あまりムリをせず、神保町を中心にと思いましたが、どうも当たりが悪いので、中央線沿線へ足を延ばしました。神保町では「つん堂@tundowの日記」で紹介の澤口書…

山下武さんの「掘り出し物」

山下武さんの『書物熱愛』(実業之日本社)を読んでいて、同書[3]伝記を楽しむの「暗い青春の記憶とともに」の冒頭、「掘り出し物」について書いてありました。 よく“掘り出し物”というが、この語の本来の意味はなんだろう? ふつう、もっぱら値打物を捨て…

星野博美はシャープな武田百合子か

ブログめぐりをしていると、いつものように「海文堂書店日記」に立ち寄り、「週刊 奥の院 7・24」を読んでいると、意外なことに気づきました。この記事で取り上げられているのが作家・写真家の星野博美さん。この星野さん、ご承知に通り、『転がる香港に苔は…

福田和也『甘美な人生』(ちくま学芸文庫)

生きているという事自体が、その味わい嘗めつくすべき瞬間と我に反る機会の総てに於いて、甘美たりうるし、残酷な程甘い物である。此岸を「彼方」として生きる明確な意志さえあれば、人生は「甘美」な奇跡で満ち溢れる。「甘美な人生」p212 「後記」にはこ…

今週の東京古本市

今週は京王百貨店新宿店と池袋西部百貨店の2ヵ所で、毎年恒例の古本市が開催されます。「東京古本市予定表」にも掲載していますが、毎週月曜日に「今週の古本市」として、改めて予定表を掲載します。これは古本市確認のためと自らの備忘のためです。 【今週…

堀江敏幸『象が踏んでも 回送電車4』

朝起きて、涼しい風が吹き抜け、爽やかな一日の始まり。ポストに新聞を取りにいき、まず折込広告を除く。これが、いつもの朝の仕事。そしておもむろに新聞の一面から読むのではなく見始めます。読みかけの堀江敏幸『象が踏んでも 回送電車4』(中央公論新社)…

もう一つの辻邦生、とっておきの3冊

毎日jpのエンターテイメントの毎日の本棚に掲載の記事、「ブックウオッチング:もう一つの辻邦生、とっておきの3冊」は次の通り。これは毎日新聞 2011年7月20日 東京朝刊に掲載されたものです。筆者は毎日新聞の記者(でしょうか)井上卓弥さん。 『嵯峨…

ちくま文庫5冊

外出したとき、時間があると、その地の書店か古本屋に入ることにしています。書店で、往来堂書店のような、信愛書店のような書店にめぐりあうことはほとんどありません。しかし、中央沿線・・・高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪など・・・に古本屋さんが増えています。開店…

原田芳雄さんの告別式

19日に肺炎のため、71歳で亡くなった原田芳雄さんの告別式が本日青山葬儀所にて、関係者やファン1300人が参列し行われました。昼、そして夜のニュースでも取上げられました。メディア各社は原田さんのことを個性派俳優、アウトロー俳優、そして「怪優」とま…

五反田遊古会へ

先のブログでも書きましたが、今週は迷走台風のせいで、古本屋めぐりが出来ませんした。まだ台風がうろうろしているらしい。なんともはっきりしない台風です。それでも台風の爪跡を残し、日本から遠ざかりつつあります。台風が通過したにもかかわらず、すぐ…

追悼・原田芳雄さん

台風迷走。いままでにない台風の動きでした。天気予報ではなぜこうした台風の動きになるのかを説明していました。しかし、この動きを見ていると、いまの日本を象徴しているようにも感じました。午後ようやく雨が上がりましたが、気温が上がらず、肌寒さを感…

和合亮一さんの『詩の礫』他

古本 四谷書房 【2011年東京古本市予定表】

管啓次郎『本は読めないものだから心配するな』新装版(左右社)より

潮を打つように本を読みたいと、ぼくはいつも思ってきた。世界にむきあい世界に覚醒するための読書、遠くを見て遠い声を聞き遠くを知るための読書をしたい。文庫クセジュとUブックスの、ほっそりした物しずかな本たちは、何処をめざすどんな旅にだってつきあ…

文藝春秋PR誌『本の話』も休刊

ブログでも取り上げていましたが、文藝春秋のPR誌『本の話』は9月20日発刊の10月号で休刊することになりました。休刊の理由は「費用対効果などの面から見直しを行った結果」だといいます。それに伴い、掲載記事は次のように移行します。『本の話』の…

エンターテインメント情報誌「ぴあ」首都圏版が休刊

今年4月にぴあがエンターテインメント情報誌「ぴあ」首都圏版を、7月21日発売号をもって休刊すると発表しました。8月4日・18日合併号が「ぴあ」の最終号になります。 1972年(昭和47)7月に創刊した同誌。エンターテインメント情報誌の草分けとして、興行ス…

気になる写真家と美術家

最近気になる人が二人います。それは写真家の植田正治さんと美術家の野又穫さんです。ご存知でしょうか。写真家の植田さんについてはすでに7/11の「朝の静寂は ・・・」に写真集を掲載しました。植田さんの写真は一目しただけで、何か奇妙な違和感を感じます。…

再び、なでしこジャパン

まだ興奮冷めやらぬ、ですが、ブログを読んでいて、「ニューヨークの遊び方」というサイトで面白い記事を見つけました。 歴史に残る名勝負となった日本対アメリカの女子ワールドカップ決勝戦。その最中、ツイッターが「1秒間7,196ツイート」の新記録達成!!! …

なでしこジャパン、世界の頂点へ

今回のワールドカップ女子サッカーの結末を予想した人はいたのでしょうか。サッカーは先行する男子がいち早く注目されましたが、いまだワールドカップで優勝していません。しかし、今回なでしこジャパンがW杯優勝という偉業を成し遂げました。なでしこは決し…

松岡正剛セレクション

「ISIS本座」で松岡正剛さんがおススメの電子書籍を紹介しています。これは電子書籍で読んでもいいわけですから、そうでない活字書籍(?)で読んでもいいはず。松岡さん自身は次のように言っています。 本はつながっている。言葉は本をまたぎ、十行が千…

それでも、古本屋めぐりへ

一日の中でぽっかり時間が空くことがあります。そんな時は、まず書店や古本屋に行きます。土日だと、当然古書展へということになります。今日は午後特別用事もなかったので、久しぶりに図書館に行こうと思いました。ところが、図書館が整理日で閉館でしたの…

講談社の3賞決定 

「第33回講談社ノンフィクション賞」「第27回講談社エッセイ賞」「第27回講談社科学出版賞」の受賞作が7月15日に下記の通り決まりました。 賞 受賞者 作 品 出版社 ノンフィクション賞 角岡伸彦 「カニは横に歩く 自立障害者たちの半世紀」 講談社 ノンフィ…

やっぱり、本のこと

水曜日は古本の日なのに、所用があり、古本屋めぐりができませんでした。そこで、今日いつもの古本屋さんに立ち寄りました。とはいっても、時間がなく、ゆっくりと見れないので1店だけにしました。やはり、行けるのなら、古本屋さんに立ち寄るべきです。行…

Firefox5.0、また不調か

昨日からFirefoxが調子が悪く、画像の一部とiGoogleが表示されませんでした。IEやGoogle Chromeで見ると、問題なく画像が表示されます。なぜこういうことになるのでしょうか。先にFF5.0になったときに、同じような現象がありました。これも復旧するのにまる…