2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

吉本隆明プロジェクト

昨日、吉本隆明さんのことを書きましたが、ブログめぐりをしていて、糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞 - 吉本隆明プロジェクト」を知りました。糸井さんは「ほぼ日」で積極的に吉本さんを取り上げ、対談を掲載したり、また吉本さんの講演をCD&BOOK…

東京古本市予定表の更新

本日、「2009年東京古本市予定表」を更新しました。今回の更新した点は次の通りです。1. 9/2(水)〜9/6(日)埼玉・所沢にて開催される「彩の国の古本まつり」の情報を追加しました。2. 古本市の情報が掲載されているリンク先を追加しています。古本市名をクリ…

選挙と風雨と台風と

今日は衆議院選挙の日です。昼前に選挙に行き、昼と食べ、新宿へ。新宿でプリンタのカートリッジ を買い、いつもの本屋Jに行き、山口昌男『学問の春』(平凡社新書)を購入しました。ちょうど午後から雨が降り始め、夕方には強い風と雨になりました。台風11号…

9/15から「ふるぽん秘境めぐり」

9月15日(火)から19日(土)まで開催される「ふるぽん秘境めぐり」のチラシができたとのメールあり。早速「ブック・ダイバー」のブログを見に行きました。そこにチラシの写真がアップされています。この「ふるぽん秘境めぐり」は今回で6回目になります。当店は初…

読書ブログの探し方

毎日読書ブログを次のように巡回しています。ここ一ヶ月、新しくはてなのアンテナに登録したブログはありません。巡回の際にリンク先のブログまでチェックしているのですが、いいブログを見るけることができません。そこで読書ブログをどう探すかということ…

あった!吉田健一『書架記』

8/26のブログで、たまたま入った古本屋さんに吉田健一さんの文庫がまとまってあったので、その中から3冊を買ったことを書きました。その際、汚れ、傷み、線引きのあるものを除きましたが、買おうかどうか、悩んだ一冊がありました。それが吉田健一さんの『書…

晶文社のこと

「okatakeの日記」の8/26「書いていいのかな」を読んで驚きました。それは晶文社のこと。このブログでもいままで晶文社の本を何度も取り上げています。晶文社は一時期持ち直したといわれていましたが、岡崎さん曰く、<出版の情勢きびしく、晶文社の一般書、…

日々新た、愉しい毎日

今日はいつもの古本の日です。ゆっくりと、たゆたうように街歩きをし、ひょんな所で、古本屋を見つけ、入ってみました。その古本屋さんの均一本にこれまた驚きました。そこには吉田健一さんの文庫がまとまってありました。全部買おうと思いましたが、急いて…

秋の気配と今月の新刊

あの夏の暑さが和らぎ、朝夕は涼しくなりました。そろそろ夏が終わる気配を感じています。ブログをさかのぼれは、暑い一日とか酷暑とか汗したたるとか、この夏の様子が見ることができます。八月も終わり、緩やかに夏から秋へ。最近のブログめぐりでは、アン…

薄田泣菫『艸木虫魚』

8/20の当ブログで薄田泣菫『艸木虫魚』(岩波文庫)を読んでいることを書きました。まだ継続して読んでいます。この文庫は薄田さんが小さな頃から親しんでいる動物や草木などを取り上げ、それにまつわる思いを綴っています。ゆっくりじっくり味わって読むべき…

東京古本市予定表の更新

本日「2009年東京古本市予定表」を更新しました。1. 先日ブログでお知らせしましたように、リンクのできる古本市サイトにリンクしました。また古書会館の場所がわかるよう、所在地の地図とリンクしました。※リンクという言葉。通常はリンクを「張る」のか、…

内田魯庵『獏の舌』

内田魯庵『獏の舌』(ウェッジ文庫)を読了しました。一読しての雑感を書きます。この文庫は「獏の舌」と「獏の耳垢」の二つで構成されています。「獏の舌」では<知識の持つ無用の用の凄さ>を感じました。なかでも「蒐集家」や「世界的蒐集」等は面白く読み…

新宿の書店にて

今日は内田魯庵『獏の舌』(ウェッジ文庫)を買いに、新宿の書店Jに行きました。Jに行くと、すでに椅子には人が座っていて、ゆっくり腰を下ろして、本が読める状態ではありませんでした。椅子を見ながら、まず新刊コーナーへ。単行本の、文庫の、新書の新刊…

あれこれ思うこと

今日もブログを一巡しました。目立った記事がなく、読書ブログも小休止といったところ。やはり8月のせいなのでしょうか。また今日は暑さが戻り、額から汗が滴る一日でした。ニュースでは新型インフルエンザが拡がっていることを伝え、選挙カーが街を走り回…

こんな日があっても

最近猛暑、激暑、酷暑、という言葉を聞きません。朝夕めっきり涼しくなっています。このまま秋になるような気配も感じます。「終わらない夏」が来る予感もあるのですが、どうでしょう。今日ブログめぐりをしましたが、目立った記事がありませんでした。何を…

今日は古本の日

朝夕はめっきり涼しくなりました。このまま暑すぎる夏もなく、秋になってしまうのでしょうか。今日は水曜日。水曜日は古本の日です。いつもの通り、古本さんを一巡しました。いつも行く古本屋さんなので、棚を見始めますと、何かちがう! 書棚が入れ替わって…

茂木健一郎 『疾走する精神』

今日茂木健一郎さんの『疾走する精神』(中公新書)を読んでいると、80年代以降の知の状況について書いてある箇所がありました。<日本では、一九八〇年代の「ニューアカデミズム」のブーム、バブル経済の狂乱を通して、知的の意味が相対化され、真面目な探求…

高山宏さんの本

高山宏さんの本『かたち三昧』(羽鳥書店)が出版されました。もう書店には並んでいるのでしょうか。amazonを見ると、まだ取り扱っていません。いつから取り扱うのか? とりあえず紀伊國屋書店のサイトを見ると、在庫ありと表示されていました。購入は書店にて…

今週の購入本

安田 武『昭和 東京 私史』(中公文庫) 武井武雄『本とその周辺』(中公文庫) 河盛好蔵『巴里好日』(河出文庫) 加藤周一『日本人とは何か』(講談社学術文庫) 鶴見俊輔他『まげもの のぞき眼鏡』(旺文社文庫) 宇佐美英治・志村ふくみ『一茎有情』(ちくま文庫) 阿…

2009年東京古本市予定表

先日、モンガ堂さんが作ってくれた東京古本市予定表「nisiogikubo2009 @ ウィキ」について紹介しました。いしゅういちさんが関西に転勤に伴い、いままで作成していた「東京古本市予定表2009」が3月で更新されていません。その代わりに大阪・兵庫・京都の「関西…

今年の下鴨納涼古本まつり

ブログめぐりをしていると、やはり気になるのが「下鴨納涼古本まつり」のこと。昨年は猛暑のなか京都まで行き、この古本市を見ていました。今年はブログにも書きましたが、あの状況を強行できず断念しました。何人もの人がブログで「下鴨納涼古本まつり」を…

長野県小布施町で一箱古本市

13日帰省していましたので、14日と今日のブログを書いています。14日は書きかけの記事を書き上げ、アップしました。今日はブログめぐりをしましたが、私と同じく帰省している方も多いのか、更新されていないブログが多々ありました。今日明日が帰省のラッシ…

雑誌の本の特集

ブログ「本屋のほんね」を見ていると、各雑誌が9月号で「本の特集」を組んでいることを知りました。同ブログでは、次の5冊を紹介していました。 『CREA』 特集:読書の魔力 『日経おとなの OFF』 特集:人生が変わる100冊 『日経エンタテインメント !』 特集…

草森紳一さんの『本の読み方』

昨日のyomunelさんへのコメントで次のように書きました。<今日新宿の書店に行き、草森紳一さんの『本の読み方 墓場の書斎に閉じこもる』を買ってきました。読み始めたら、あっという間に時が過ぎてしまいました。最近の本についての本の中では申し分なくい…

「谷根千ねっと」 リニューアル

「谷根千ねっと」を見ると、いつの間にかリニューアルをしていました。その趣旨は「ごあいさつ」に詳しく書かれていますので、ご覧ください。8月10日、地域雑誌『谷中 根津 千駄木』終刊93号を発行したそうです。振り返ると、この『谷中 根津 千駄木』という…

本好きの、涼しく静かな夏休み!

昨日は台風も去り、地震も収まり、天気も回復へ。台風一過のように、厳しい暑さが戻らず、心身ともに楽でした。それにしても、ここ数日の天候不順、そして突然の地震はどうしようもありません。恒例の「下鴨納涼古本まつり」にも雨の影響はあったようですが…

雨上がりの古本屋めぐり

台風と地震の影響で、京都の下鴨納涼古本まつりへも行くことが出来ませんでした。午後、雨が上がり、外出できる状態でしたので、都内の古本屋めぐりをしました。久しぶりの古本屋めぐりでしたが、いつもの携帯族が何人もいました。耳にイヤホーン、目は携帯…

草森紳一さんの部屋

今日、草森紳一さんの『オフィス・ゲーム』(講談社文庫)を読み終えました。この本の副題は「オフィス空間の生理と心理」で、1986年に出版され、詩人の清水哲夫さんが解説を書いています。草森さんはオフィス空間の受付から番外編社外オフィスまで、21項目につ…

積読本の中から

今日の一日の天気はめまぐるしく変わり、最後の震度4の地震がありました。揺れ始めてから長く揺れが続いていたので、どうなるものかと思っていました。テレビでは地震情報がしばらくして流れ、東京で震度4とのこと。私の積読本はあの揺れでもどうにか持ちこ…

ぜひ読んでみたい夏休みの一冊

本の整理をしていると、いままで読んだ本で、忘れている本もありました。それが福田和也さんの『晴れ時々戦争 いつも読書とシネマ』(新潮社)。この本は読書とシネマについての「Cultural Chronicle 2002〜2003」です。かつてこの本を読んで、そのまま積読本…