2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

住むなら荻窪

今日はGWに向けて、本の整理をしました。ひとつの本の山を崩し、要不要の仕分けをしました。その中に穂村弘さんの『現実入門』がありました。付箋を見ると「荻窪?」とメモしてあり、次のように書いてありました。<私は散歩が好きで、暇さえあれば東京中…

秋葉原「ブ」に行く

秋葉原も電気の街から趣味の街(「趣都」)へ大きく変わりつつあります。4月26日にオープンした秋葉原の「ブ」に行ってきました。秋葉原駅中央口からすぐ、5分もかかりませんでした。ビル全部が「ブ」。その各階を廻りました。本好きはなんといっても3階・4階…

「一箱古本市第一回終了」の追記

晴れというか、曇りというか、何ともはっきりしない天気です。夜ブログめぐりをすると、4/27「ナンダロウアヤシゲな日々」の「一箱古本市1日目、無事終了」に「一箱古本市」のことが書いてありました。そこには、4/27「一箱古本市」の結果報告が掲載されてい…

一箱古本市第一回終了

一箱古本市に参加しました。朝、昨日準備した本を持って、往来堂書店前に。10時集合でしたので、10分前に到着しました。すでに、参加者が集合し、注意事項を聞き、出店場所のGallery Jin+Classicoへ。11時までに、出店準備をしなければならず、まず箱作り。…

「一箱古本市」の準備

今日は明日の「一箱古本市」の準備をしました。単行本は仕分けをし、スリップを作り、まず終了。次は文庫。今回は初めて文庫を出品します。この選抜が少々難航しました。出品したい本がいくつも出てきてしまい、収拾できない状態に。冊数を30冊と限定し、選…

4月新刊購入

今日ははっきりしない天気でした。夕方、新宿まで足を延ばし、ジュンク堂へ。目当ては岩波新書。今年創刊70周年で、新刊が10冊出版されました。このブログでも紹介したように、半分以上は購入したい新書でした。岩波新書以外の新刊も見ると、あれもこれもと…

4/27 一箱古本市の天気

今日雨が降り、ここ数日あまり天候がよくないらしい。今週日曜日の一箱古本市はどうなるのか。少し心配になってきました。かつて雨で途中切り上げが1回ありましたが、それ以外は天候に恵まれていました。さて、今回はどうか。万一雨が降ったても、雨天決行と…

万引き、驚くべき事実

今日「本よみうり堂」を読んでいて、驚くべき事実を知りました。それは本の万引き。その被害が何と40億円といいます。これは凄い数字です。私もこの事実を今回の調査で知りました。<紀伊国屋書店や三省堂書店、有隣堂など大手書店14社の万引きによる年間被…

古本屋めぐり−荻窪

水曜日は古本の日と勝手に決めています。週の中日ですので、気分転換を兼ねて、あちこちに出没しています。今日はまた荻窪へ。いつものコースを一巡しました。昨日早川光さんの『東京名物』(新潮文庫)を読了しましたので、今日の携帯本は昨日購入の川本三郎…

読みたい本がすべて買えるわけではない

今日は久々に新宿の書店に立ち寄りました。新刊の多さに圧倒されながら、単行本から新書文庫を見て廻りました。すでに、ブログでチェックしている本を手に取り、さてどれを買おうかと思案。悩んだ時ははじめやあとがき、また本文を少し読み判断します。それ…

外山滋比古『日本語の感覚』読了

外山さんの本を最近読み始めています。きっかけは『思考の整理学』(ちくま文庫)。この本は書店の販促により注目され、売れるようになったという文庫です。書店もこのような提案型販売をしていかないと売上増は見込めないというきびしい状況にあることは言う…

「ひなぎく」「海月書林」9月閉店

昨日のブログから、まずは驚きのニュースを。荻窪にある「ひなぎく」「海月書林」が今年の9月に閉店するそうです。この件は「海月書林店舗」に掲載されていますので、ご覧下さい。あまりにも突然なので絶句してしまいました。荻窪に行った時には何度か立ち寄…

朝刊の読書欄から

[1] 今日の日本経済新聞の読書欄に「一箱古本市」のことが掲載されていました。それをブログに書こうと思ったら、すでに神保町のオタさんがこの件に触れていました。日曜日の朝刊は本の情報に溢れています。[2] 毎日新聞の朝刊に「今週の本棚・この人この3冊…

ようやく回復してきた

まだ突風が吹く一日でした。それにしても、この数日は最悪の天候でした。風で枝の折れた傘が投げ捨てられ、嵐の爪あとがそこかしこに残っていました。今日は午後、久しぶり荻窪へ行ってきました。最近は神保町よりも荻窪行きが増えている気がします。おそら…

ちょっと「ブ」で雨宿り

今日は予報どおり、一日大雨と強風の一日でした。午前、風が激しく、一時は暴風雨、傘をさすこともできないくらいでした。夜、雨が小降りに、風も収まってきたので、帰途、「ブ」に立ち寄りました。この風雨で客足が遠のくと思っていましたが、そんなことは…

秋葉原で書店めぐり

「ブ」で本を検索し、最新情報を見ていると、秋葉原駅前店が4月26日にオープンすると書いてありました。「ブ」もいよいよ都心の、それも秋葉原駅前に進出します。この周辺には書泉ブックタワー、ヨドバシAkibaに有隣堂があり、4月17日(木)ブックファーストも…

高山宏のエッセーの「霊感源」

古本を整理していると、『私が愛用する辞書・事典・図鑑』(中沢新一監修・一季出版)が出てきました。その中で、あの高山宏さんが愛用の辞典について、次のように書いていました。<そういうぼくの超愛用辞典は『オックスフォード英語辞典』略称OED。最近…

新しいブログを探して

体調もようやく回復しつつあります。少し元気が出てきたので、ブログめぐりを。めぐりめぐって思うことは新しいブログの追加が今年に入って少ないということ。ブログのリンクから新しいブログを探していますが、いくつか登録しただけで、面白いブログを見つ…

岩波新書<創刊70年>

岩波新書が1938年11月20日に発刊され、今年で創刊70年になるといいます。(岩波の「図書」4月号より)そのせいか、4月の岩波新書のラインナップが際立っています。点数も10点。気になる本が並びます。発売は4月22日です。私はこの10点のうち少なくとも6点は購…

「ふるぽん秘境めぐり」終了

今日でブック・ダイバーでの「ふるぽん秘境めぐり」が終了しました。初日前日の準備日を間違えてしまい、店主及びSさんにご迷惑をかけました。ある程度準備ができていたので、即箱詰めし、ダイバーに運び込み、どうにか間に合いました。そんなバタバタで始…

久しぶりにブログを

久しぶりにブログを書いています。今週は別件で忙しく、また体調も崩し、ブログを書くことができませんでした。ここ数日気になることがいくつかありましたので記しておきます。 一箱古本市のこと まずは一箱古本市の資料が届きました。例年恒例の古本市が始…

【読書メモ】菊池信義『新・装幀談議』

<今の産業資本主義は記号の操作がすべてで、『私』という主体は存在しないのが理想です。出版も一つの産業には違いありませんが、文化の側面、つまり『私』のこだわりを失ってはならないと思います> →四谷書房

四谷から荻窪へ

今日は四谷へ桜見物に行き、その足で荻窪に出ました。四谷の土手は最後の桜を見物する人で賑わっていました。今年の桜は春の嵐や激しい雨にもよく耐えました。美しいだけでなく、強い桜を見た気がします。四谷から地下鉄で荻窪へ。午後のわずかな時間をどう…

4/9(水)-4/13(日) 「ふるぽん秘境めぐり」

人も動き、本も動く

やはり仕事が終わらず、「月の湯古本まつり」に行けませんでした。残念。古本まつりの様子はまたブログで読みたいと思います。(ブログ巡回すると、「空想書店 書肆紅屋」さんがまず第一報。お読み下さい。)仕事帰りに、どうにか時間をつくり、神保町・飯田橋…

【読書メモ】森毅『年をとるのが愉しくなる本』(ベスト新書)

<二十代の役者さんあたりになると、これをやれば受けると芸を検索して取りだし、売っている。だが、年齢を重ねると、芸を選んでつっぱるのはくたびれる。もうろくしたら、もうなんでもええやで何も考えず芸を披露する。これがすごく味がある。肩の力が抜け…

いま話題の「月の湯古本まつり」

アンテナに登録のブログを巡回すると、4/5開催の「月の湯古本まつり」のことがあちらこちらで取り上げられていました。「空想書店 書肆紅屋」の「明日は月の湯へ」を読みますと、朝日新聞でも「わめぞ」が取り上げられたといいます。なにやらすごいことにな…

Jeff Lorber「Angel In Paris」を聴きながら

快晴が続いています。春を感じる今日この頃。4/3は所用でブログを書くことができませんでした。そういう日もあり。それはそれでよし。それにしても、いい天気が続きます。(日付調整をし、後日追記しました)最近「フランス落書き帳」の更新が「ニューヨークの…

まだ桜散らず・・・・・

昨日のブログで「晴れ、風強し、桜まだ散らず」と書きました。今日の朝日新聞の朝刊を読んでいて、天声人語の一文が印象的でした。それはチャップリンを取り上げながら、最後に次のように結んでいます。<靖国の桜はきのうも満開だった。北風に花びらが舞う…

【読書メモ】「作者の死」

内田樹の研究室 4/1 「映画について書き出すと止まらない」より<テクストはさまざまな文化的出自をもつ多様なエクリチュールによって構成されている。そのエクリチュールたちは対話を交わし、模倣し合い、いがみ合う。しかしこの多様性が収斂する場がある。…