2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

新聞書評と広告から

読みたくなった本が今日の新聞の読書欄から1冊と新聞広告から1冊の、計2冊でした。まず1冊は日本経済新聞の読書欄「あとがきのあと」で取り上げていました、白川充さん(講談社の元編集者)の『昭和平成ニッポン性風俗史』(展望社)です。「政府関係者が占領軍…

まずは南部古書会館へ

今日は天気が小雨、どうにも動きとれない。そう思っていたら、昼ごろから上がり始めました。この時とばかりに、勇んで外にでました。めざすは南部古書会館。昼過ぎに到着しましたが、また小雨がぱらぱらと降ってきました。一通り見ましたが、今回はあまりめ…

古書の目利き

由良君美さんの『みみずく偏書記』(青土社)より。「古書に慣れたいなら古書展示即売会即売会に足繁く通うことだ」。また「マージャンをやっている暇があったら、騙されたとおもって、一度古書会館に行ってください」。そして「熱意と慣れと年季とが、やがて…

今週末は古本市めぐり

今週末は古本市が目白押し。まず今日からスタートした「早稲田青空古本祭」が10月2日まで、穴八幡宮境内にて行われています。約30万冊の本が出品されます。「読書の秋はワセダから」ということになります。恒例のこの古本市にはずっと行っていますが、いつも…

9月頑張る、中公文庫

昨日の「空想書店 書肆紅屋」の「荷風と政二郎」で、森銑三著 小出昌洋編『古人往来 』(中公文庫)を取り上げ、「晩鮭亭日常」の「仲秋のピンボール。」で、谷崎潤一郎著『夢の浮橋』(同文庫)を取り上げていました。ともに中公文庫の9月の新刊。朝の朝日新聞…

「ふるぽん秘境」めぐり終了

9/20(木)から9/26(水)にかけて、神保町のブック・ダイバーで開催されていた「ふるぽん秘境めぐり」が本日で終了致しました。今回の古本市にお越しいただきました皆様及びご購入いただきました皆様、深く感謝致します。今回の古本市で本当にいろいろなことを…

売れる本は売れる

9/20(木)から始まった「ふるぽん秘境めぐり」が明日最終日です。ブック・ダイバーからの日々の売上報告を出品リストにつけてみると、なるほどと思う点が多々あります。1. 今回ワンコイン悦楽本(500円)と3冊1000円の2つの価格を設定しましたが、どちらかとい…

新しいブログを追加

このブログのリンク欄に、久しぶりに新しいブログを追加しました。 一角獣の頭蓋骨 前からアンテナには登録していたのですが、なぜかリンク欄には掲載していなかったので、今回追加しました。mttさんも本を買わない日はないほどのすごい買い手のひとり。購入…

書き忘れた昨日のこと

3連休、初日はあと3日と思っていましたが、もう最終日です。あれもこれもやろうと思っていましたが、さて何をしたのだろうと、振り返るばかりです。9月は3連休が2回もあると、週4日働き、3日休みもいいなと思います。叶わぬ夢ですが。昨日はブログにも書いた…

今日の新聞書評より

日曜日の愉しみは何といっても新聞の書評を読むこと。これがまず朝やることです。そして来週の読書予定をあれこれ考えます。書店でチェックする本、図書館に予約する本、購入したい本などを決める時に役立つのが書評です。これだけ日々本が出版される中で、…

日経新聞夕刊「古書新景」③

9/21日経新聞夕刊に「古書新景」の㊦が掲載されていました。今回の内容は絶版・品切れ文庫ばかりをそろえる「ふるほん文庫やさん」のこと。谷口会長は「一般の図書流通では、ごみのように扱われる文庫も、文庫も欲しい人にとっては宝物」といいます。これは…

「ふるぽん秘境めぐり」ただいま開催中

9/20より「ふるぽん秘境めぐり」がブック・ダイバーにて開催されています。初日から盛況のようです。日々ダイバーさんより、売上報告がメールで送られてきます。それで、その日の売上と商品がわかりますので、出品リストを消し込みます。同時にブログめぐり…

懐かしい写真

「daily-sumus」の「8 Miles of Books」を見ると、何とのNYのストランド書店の写真が掲載されていました。もう何年前でしょうか。それほど前ではないのですが、懐かしさひとしおといったところ。写真を見ると、看板が変わったような気がします。あんなに派…

「ふるぽん秘境めぐり」開催

本日9/20(木)から9/26(水)にかけて、古本市「ふるぽん秘境めぐり」がブック・ダイバーにて開催されます。「一寸先は‥光(お宝)!!」 神保町の秘境に宝探しにお越し下さい。

日経新聞夕刊「古書新景」②

今日の日経新聞の夕刊に「古書新景」の㊥が掲載されていました。昨日の新聞にはなかったので、? 今日掲載されたのが㊥ということは、あともう1回でこの連載は終了ということになります。今日の記事の内容は新刊書店が古書を扱う動きが出てきたことについて…

「ふるぽん秘境めぐり」の準備

今日は明日からの「ふるぽん秘境めぐり」の準備でブック・ダイバーに行きました。出展者がすでに三々五々集まっていました。全員で店舗の一部を展示場所に変え、割り当ての場所で、商品の陳列をしました。前回が4月開催でしたので、約半年経っていました。…

日経新聞夕刊「古書新景」①

今週一週間は残暑の予報でしたが、予報通りにはいかないものです。蒸し暑さは多少残りましたが、それでも暑いという一日ではありませんでした。今日の日経新聞の夕刊にめずらしく古書と古書店のことが掲載されていました。題して「古書新景」。めずらしくと…

今日は敬老の日

残暑厳しい中、9月1回目の3連休の最後の日です。さらに来週も3連休。9月は愉しい月なのですが、今日は敬老の日。何と65歳以上の方が2744万人、総人口の21.5%に達し、高齢化傾向が進んでいます。80歳以上の人口もはじめて700万人を超えたといいます。性別 人…

「ふるぽん秘境めぐり」準備終了

昨日から今日にかけて、酷暑の中、ブック・ダイバーで9/20(木)から開催される「ふるぽん秘境めぐり」の出品準備をしました。汗をたらしながら、本を動かしながら、あれこれを考えながら、出品の本を決めました。あまり考えすぎると、迷いが生じ、何度の背表…

あの文庫発見!

あの文庫発見! それは、奥本大三郎さんの『壊れた壺』(集英社文庫)です。ずっと探していましたが、どうもチャンスがなく、手に取ることができませんでした。ぶらり立ち寄った「ブ」で、今日ははずれかと思い、棚を見回していると、この文庫が並んでいました…

古書日月堂のこと

『中央公論』の「古本生活入門」を読んでいると、女性がやっている個性的な古書店として、次の3店が紹介されていました。 佐藤真砂さんの「古書日月堂」 山本淳子さんの「キントト文庫」 市川慎子さんの「海月書林」 この3店とも行きましたが、それぞれに…

10月の新刊文庫など

いつも通り、「悪漢と密偵」より10月の新刊文庫+単行本をピックアップしました。まずはちくま文庫から。どうも毎月最低1冊はこの文庫からになってしまいますが、今月は3冊。 大村彦次郎 『文壇うたかた物語』 ちくま文庫 924円 外山滋比古 『読書の整理学…

ブログの新刊情報

いつもブロガーの新刊情報を読みながら、購入本をメモしています。その際、必ずチェックしているのが次のブログです。どちらも新刊・近刊本を掲載しているのですが、情報が満載、内容が充実しています。 東川端参丁目の備忘録 悪漢と密偵 ブロガーという言葉…

私のブログの歩きかた

いまブログがどんどん増えています。ブログの普及はあっという間でした。日々ブログめぐりをしていますが、試行錯誤を繰り返し、どうにか自分なりの歩きかたができるようになってきたと思います。今日は私のブログの歩きかたについて。ブログを巡回する場合…

再び、山口治子『瞳さんと』

山口治子『瞳さんと』(小学館)をようやく読了しました。これは山口瞳さんの奥様山口治子さんの聞き書きで、それを中島茂信さんがまとめています。7/31に、この本について、同じタイトル 山口治子『瞳さんと』を書いて、最後に次のようにまとめました。「家庭…

「週刊ポスト」の書評

「東川端参丁目の備忘録」の「週刊ポスト」2007年9月21日発売」 より。「「週刊ポスト」、他の記事はともかく、書評欄は見逃せない。なにしろ、レギュラー執筆陣がスゴイ。 嵐山光三郎、池内紀、井上章一、岩瀬達哉、大塚英志、川本三郎、香山リカ、重松清、…

植草甚一/マイ・フェイヴァリット・シングス

近代文学館 秋の企画展 「植草甚一/マイ・フェイヴァリット・シングス」が下記の予定で開催されます。会期:2007年9月29日(土)〜11月25日(日)[全50日]開館時間:午前10時〜午後6時(入場は午後5時30分まで)毎週月曜休館[ただし、10月8日(月・祝)は開館…

『中央公論』の「古本生活入門」

「空想書店 書肆紅屋」の9/10「『中央公論』古本特集を読んでみた」を読みました。中央公論が古本特集を、とまず驚きました。古本も総合雑誌の特集になるほど注目度が増しているのか。『中央公論』が団塊の世代の雑誌だとすれば、この特集も納得します。beni…

「秋も一箱古本市」に参加します

昨日メールをチェックすると、不忍ブックストリート青秋部よりメールあり。「秋も一箱古本市」に仮エントリーを受け付けましたとのこと。あとは参加費を振り込んで、本エントリーということになります。「秋も一箱古本市」は50箱という枠があるので、先手必…

高山宏さんの講演会

高山宏さんの講演会が昨日9/8開催されました。あいにく行くことはできなかったのですが、夜ブログめぐりをしていると、この講演会に参加して方々のコメントを読むことができました。まずは「一角獣の頭蓋骨」です。「メモも何も見ずに2時間半ひたすらしゃべ…