2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

四谷書房、新着本を登録

9月30日、四谷書房HPに新着本を24冊追加しました。昨日の田中さんの蔵書=在庫の足元にも及びませんが、少しずつ在庫を増やしています。登録在庫数3000冊をめざして。しかし自分の部屋も満杯になりつつあります。こちらもきびしい状況です。

早稲田青空古本祭へ

9月29日金曜日から五反田遊古会と西部展が始まり、10月1日より早稲田青空古本祭が始まります。五反田は久しぶりなので行こうと思いましたが、予定があり行けませんでした。残念。各自のブログを読むと、五反田遊古会は岡崎さん、南陀楼さん、黒岩さん、浅生…

「秋も、一箱古本市」のポスター

これは「秋も、一箱古本市」のポスターです。 これは「秋も、一箱古本市」の宣伝です。 これは「秋も、一箱古本市」に来てもらいたい気持ちです。当日、皆様のお越しを心よりお待ち致しております。

田中さんちの蔵書

秋とはいえ、まだ汗ばむことがあります。まだまだ夏と秋が混在する時期です。四季という通り、季節の変わり目というのがありますが、この目が最近よくわからない。ま、季節ですから、ここからここまでが夏ということもないのですが。昨日同様、ブログを読ん…

四谷書房、新着本登録の遅れ

毎週、水曜日と土曜日に新着本の登録をするのですが、別件で登録・更新が遅れています。申し訳ありません。9月30日(土)に新着本をアップする予定です。▼四谷書房のサイトは http://yotsuya-shobo.com/ こちらから。

荒川洋治「文学は実学 人生一変」

日本経済新聞9/27夕刊で、荒川洋治さんが「文学は実学 人生一変」で、文学は役立たないとの通説をくつがえし、「文学は実学である」と書いています。そう強調するのは「文学離れが進んでいることへの危機感からだ。」そうです。そして「せめて読書が機能して…

荻原魚雷さんのブログ「文壇高円寺」

アンテナに入れておいたので気づいている人もいると思いますが、魚雷さんのブログがスタートしています。「文壇高円寺」。コラムブログです。 とは「古書現世店番日記」の向井さん。荻原魚雷さんのブログは「退屈男と本と街」のアンテナにありましたので、リ…

堀江敏幸『もののはずみ』よりのメモ

実際に使っている「もの」も、見ているだけの「もの」も、特定の生活空間に呼び込まれてはじめて息を吹き返す。ずっとそこに置かれたままで力を発揮する場合もあれば、あちこち移動し、隣りあうなにかとの関係のなかで、それまでの自分にはないあたらしい文…

ブログ周遊

今日、ブログをアンテナに基づいて一巡。なんと新作のラッシュです。それに加えて、今日の日本経済新聞夕刊では岡崎武志さんが「消えた本 あの時代」を書き、それに添えられているイラストを内澤旬子さんが書いています。新作のラッシュはというと、向井透史…

読書の極意は自家用本位

開高さんのあとはというと、谷沢永一さんということになります。開高健亡き後、自らの人生は余生であると語り、今尚多くの書物を執筆しています。その多作ぶりは決して余生とは思えません。たまたま谷沢さんの文庫を古本で買い、家に帰り、谷沢さんの本と照…

村上春樹さん、フランク・オコナー国際短編賞

ネットのニュースを見ていますと、 アイルランドのマンスター文学センターは24日、2006年のフランク・オコナー国際短編賞を日本の作家、村上春樹氏(57)に授与すると発表した。村上氏は今年のフランツ・カフカ賞(チェコ)の受賞も決まっており、国際的な文…

開高健記念館のこと

昨日のブログのタイトルに、「行楽日和、開高健記念館へ」とつけましたが、この件については素通り。そこで、開高健記念館について。昨日は好天でしたので、どこかへ出かけようと考え、思いついたのが開高健記念館でした。前から行ってみたいと思っていまし…

早稲田古書店街地図帖「古本共和国」

昨日、ささまにて早稲田古書店街地図帖「古本共和国」をもらいました。イラストがなかなかなので、手にとりました。このイラストと地図は浅生ハルミンさんの作です。中の一文も堀江敏幸さんの「新宿の西から早稲田の西へ」の思い出エッセイ風にを書いていま…

幸せな読書家

読書好きになったのはいつからでしょう。ふと振り返り考えてみても、明らかにこの本からとか、この作家によってとか言えない。そのくらい、なんとなく好きになったというケースが多いのではないでしょうか。しかし、そうでなく、本と作家と強烈な出会いの体…

四谷書房の9/23新着本を追加

土曜日ですので、9/23新着本を追加しました。ご覧下さい。 *1 Memento-Mori 死を想え月の明りで手相をみた。生命線がくっきり見えた。(新着本は帯付きです。その帯にはこう記されていました。) ▼四谷書房のサイトは http://yotsuya-shobo.com/ こちらから。 …

11月1日の予定

① OL向けのフリーマガジン「L25」創刊リクルートが、OL向けのフリーマガジン「L25」を11月1日に創刊すると発表した。東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県で毎月1日と15日の月2回発行。若いビジネスマン向けの週刊フリーマガジン「R25」の“女性…

まずは、人に会うこと

9月3日の「ほぼ日刊イトイ新聞」の「今日のダーリン」を読んでいて、なるほどという内容でした。*1糸井さんがつんく♂さんに会って、「筋金入りのプロデューサーに会ったという印象でした。」という感想でした。そのあとも、初対面の若い人にあったそうです。…

新書 9月の新刊より

これだけ新書が出ているのですが、新書についての情報が少ない気がしますが、どうでしょう。今回アンテナやリンクからチェックした中から、気になった新書をピックアップしました。主に参考にさせてもらったのが、「退屈男と本と街」「東川端参丁目の備忘録…

"古本になる"ということ

9月23日付図書新聞(2791号)に、内堀弘さんの「耽奇日録」(121)が掲載されています。今回は、内堀さんがメールをもらったことから話が始まります。その人は誰かが持っていた本を買いたくないという内容のメールを送ってきたそうです。( 実際に、そういうメー…

Used Book Cafe、知っていますか

前に紹介しました「ニューヨークの遊び方」の「SOHOにある最高の隠れ家−Used Book Cafe」で、この新しいカフェが紹介されていました。このカフェがすごいらしい。ニューヨークの有名な本屋さんといえば、同ブログで次のブックストアを挙げています。 男女の…

ヘンリー・ミラーの読書論より

紀田順一郎さんの『現代人の読書‐本のある生活』(三一新書)を購入しました。この本、1964年6月に初版1刷、今手元にあるのが1976年1月の4刷です。だいぶ前の本ですが、必読書リストも付いていて、読書についての充実した内容になっています。その中から、「良…

売る本から持つ本へ

昨日「小林信彦さんの「コラム・シリーズ」」について書きましたが、それを調べたり、読んだりするうちに、小林信彦さんの『コラムの冒険』を新着本として出すのに、ためらいを感じるようになりました。いつもですと、まず本を購入(仕入)して、売る本と持つ…

「夜中の学校講義録」はあと一冊

マドラ出版から出ています、「夜中の学校講義録」も合計で13冊出版されています。10冊までは保持、2冊は確保、あと一冊がない。これがデーモン小暮さんの『悪魔の人間学』。インターネット上で調べる限り調べましたが、ありません。あとは古本屋さんとBで探…

小林信彦さんの「コラム・シリーズ」

明日の新着本に小林信彦さんの『コラムの冒険』を登録します。小林さんの「コラム・シリーズ」(こういう言い方があるのかどうか)を調べてみました。 「コラム・シリーズ」は『コラムは笑う』『コラムにご用心』『コラムの冒険』を持っていますが、この他に、…

粕谷一希『作家が死ぬと 時代が変わる』

粕谷一希さんの『作家が死ぬと 時代が変わる』(日本経済新聞社)は副題にもあるように、「戦後日本と雑誌ジャーナリズム」ですが、粕谷さんの戦後個人史といってもいいでしょう。まずこの本は執筆したのではなく、対話と口述をもとに構成したため、読みやすく…

「X-MEN ファイナル・ディシジョン」

東京も台風の影響で、朝から雨。午前中でどうにか雨上がり、午後「X-MEN ファイナル・ディシジョン」を見に行ってきました。「X-MEN」1・2、そして今回が最終章。しかし、まず英文のタイトルは「X-Men: The Last Stand」。アメリカのサイトを見ていると、「X-…

図書館の予約本と『書店繁盛記』

今日は図書館から予約本を確保しているとのメールがあり、夕方小雨降る中、その本を取りに図書館へ。さすがに、雨ですので、来館者がいつもより少ない気がしました。予約本 粕谷一希『作家が死ぬと時代が変わる』(日本経済新聞社) 新刊のネット予約はスピー…

積読本と読みたい本

昨日から天気がどうにか持ち直し、爽やかな天気に。これもつかの間の一日か。いま、私の机に上に積み上げられている本は次の5冊。昨日ブロクに書いた2冊の本を加えての数です。 半藤一利著『荷風さんの戦後』(筑摩書房) 田口久美子著『書店繁盛記』(ポプラ社…

田口久美子『書店繁盛記』読書中

今週、半藤一利著『永井荷風の戦後』(筑摩書房)と田口久美子著『書店繁盛記』(ポプラ社)を2冊を購入しました。まず、『書店繁盛記』から読み始めました。これがやはり面白いのです。読み進むうちに、なるほども多々あります。書店員一筋。ここまで走り続け…

紀伊国屋書店新宿南店にて「絶版文庫街」

今日朝日新聞で「新刊書店で古本文庫市」という記事を読みました。あの「ふるほん文庫やさん」が紀伊国屋書店と提携して、9月28日まで新宿南店にて「絶版文庫街」を開催しているそうです。新聞には「古本店が新刊書店と提携する珍しい試みだ。」といっていま…